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夏休み初日は、花

日々草

ニチニチソウ(日々草、学名:Catharanthus roseus)はキョウチクトウ科の一年草。観賞用に栽培される。また抗がん剤の原料ともされる。
特徴

マダガスカル原産で熱帯各地に野生化する。原種は小低木で匍匐する傾向があるが、一般には一年草として温帯でも栽培可能であり、観賞用に改良された品種は直立するものが多い。花は直径3~4センチ程度で花弁は5裂し、色は白、ピンク、赤、赤紫などがあり中心だけ色が違うものもある。初夏から晩秋まで次々に咲くので「日々草」という。葉は長楕円形で対生する。
ニチニチソウには「ビンカアルカロイド」と総称される10種以上のアルカロイドが含まれる(この名は旧学名Vinca rosea に基づくが、ツルニチニチソウ(下記)と混同されるため最近は「ニチニチソウアルカロイド」ともいう)。そのうちのビンクリスチンとビンブラスチンには細胞分裂阻害作用(チューブリン脱重合による)があり抗がん剤として用いられるが、脱毛などの副作用・毒性があるので素人の利用は危険。たんに食すると嘔吐や下痢程度では済まないことになる。

毒性

成分 アルカロイド、ヴィンドリン(Vindoline)、ビンブラスチン(Vinblastine)、ビンクリスチン(Vincristine)、ビンカリューコブラスチン
毒部位 全草
症状 中枢神経刺激作用、心機能障害、痙攣、筋肉麻痺、嘔吐
近縁種

ツルニチニチソウ
ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)は、ツルニチニチソウより小型で耐寒性がある。学名は、Vinca minor L. 。学名の、ビンカミノールの名で呼ばれることが多い。

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by big_castle_farm | 2011-08-12 06:44 | 自然
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